全国哥麿会 会長 田島順市 様


            活動支援金の御礼



 この度、貴会から心温まる支援金をいただき、誠にありがとうございました。
 
 さらに、諸般の事情により御礼が遅くなりましたこと深くお詫び申し上げます。
 
 貴会の皆様には、今回に限らず多大なご支援をいただいておりますこと、

一言で御礼というには申し訳ないという気持ちで仕方ありません。

 幾度となく小千谷に足をお運びいただいた皆様においてはご存知のとおり

当市は、昨年市制施行50周年というひとつの記念すべき節目を迎えました。

しかし偶然にもこの節目に、新潟県中越地方における10月23日午後5時56分の

大震災が発生。一生忘れることのできない大震災に見舞われ、豊かな自然、

歴史的にも貴重な財産など一瞬にして失ったものは少なくありません。

震災ではかろうじて崩壊を免れた箇所も、一呼吸おくまもなく19年ぶりに見舞われた

大雪でその決定打を受けたことはいうまでもありません。

 また近年、日本にとどまらず、世界中で天災による被害が多発しております。

規模の大小は比べられませんが、数々の天災で多くの犠牲者が出ていることは

まことに残念であり、心よりご冥福をお祈り申し上げたいと存じます。

 昨年の震災直後から、小千谷市復興のために全国の多くの皆様より、心温まる

義援金、お見舞い、支援物資、そして励ましのお言葉を賜り「人の心の温かさ、優しさ」

に触れ、どんなに勇気付けられ、励まされたことでしょうか。

 復旧・復興と格差はありますが、皆様からお寄せいただいたお気持ちを心に刻み

精一杯の努力をし、支えあい、協力し合い、一歩ずつ確実に前進してまいりたいと存じます。

 本来であれば、直接お会いして御礼を申し上げるべきところ、略儀ながら書中をもちまして

御礼のご挨拶とさせていただきます。


                                     平成17年9月29日

                                (福)小千谷市社会福祉協議会